語り部マグウィン
あたたかき挨拶を、 友よ。
さらばだ。
山の頂で会いましょう。{^n}{^n}そこで この災厄を終わらせる。 さもなくば我々は 滅びるのです！
そこで会おう。
不吉だな...
道中が 安全なものでありますように。
さらばだ。
大いなる獣ベロナスは 暴走の末に、 我らが聖なる山の はるか上まで 駆け上がったと 聞いています。{^n}{^n}もしあれが頂に 到達すれば、 アスターカーンに、 取り返しのつかない 暗黒の時代を 招くでしょう。{^n}{^n}この邪悪な穢れは 広がる一方。 エルーラン、 そしてその先へも 及びましょう。虚無の、 すべてを喰らう影響から 逃れられる者はいません。
もう手遅れなのか？
そうかもしれません。 ですが、 まだ絶望に 沈む時ではありません。{^n}{^n}私は弟子たちとともに、 ドレッドウェイスト北方の氷河を 越えた先、 オーロラ峰へ向かいます。そこで古のルーンを刻み、 儀式に備えます。{^n}{^n}私たちはすでにあなたに 多くを求めてきましたが、 今一度助力を願わねばなりません。 世界の屋根で 私たちの輪に加わり、 ベロナスと 対峙してくれますか？
最後まで見届けよう。
準備に少し時間が必要だ。
そんなことは 絶対にごめんだ。
この山は何が そんなに特別なんだ？
どのような本能が あの獣をそこへ 駆り立てているのかは 分かりませんが、 それは 偶然ではないでしょう。{^n}{^n}オーロラ峰は、 我らの民にとって 聖なる地なのです。その最も高き山、 《アン'シャラー》、 あなた方の言葉で いう《世界の屋根》は、 まばゆき光が天を貫き、 神々の息吹が あまねく行き渡る場所。{^n}{^n}あの山々では、 《ベール》が 薄いのです。ベロナスの穢れが 頂を腐敗させれば、 谷もすぐに続き、 やがてケアンの残り すべてが続くでしょう。
頂で会おう。
準備に少し時間が必要だ。
そんなことは絶対にごめんだ
すぐ戻ってくる。
必要な素材は すでに集めたと 聞いています。{^n}{^n}まさにあなたは 神々からの賜物です。
獣はどうなった？

すぐ戻ってくる。
ケアンそのものを 守るためにこれほど 休みなく働いてくれる 者を見るのは 心強いことです。
もう一度、 誰と話せばいいんだった？
私の三人の弟子、 コリン、 タルギル、 ウィトラは ここ カーンホールドにおり、 それぞれ儀式の準備に 力を尽くしています。{^n}{^n}一人ずつ話しなさい。 そうすれば、 私たちはこの共通の夢を、 きっと現実にできるでしょう。
さらばだ。
いくつか 聞きたいことがある。
さらばだ。
賢明にも、 若きイグラは 今の災厄に対処するため、 あなたを私の元へ 送りました。{^n}{^n}ほどなく 分かるでしょうが、 あなたは私たちを 助けるにふさわしい、 稀有な者なのです。
何をしてほしいと 言うんだ？
ベロナスはまだ救えると 私は信じています。 ですが、 それには 未だかつて行われた ことのない 儀式と、 定命の者の手が 触れたことのない素材が 必要です。どの尺度で見ても、 これは 愚かな試みでしょう。 しかし、 このか細い 希望の内にこそ、 贖いがあるのかもしれません。{^n}{^n}必要な素材の源を 見極めるよう、 私は三人の弟子それぞれに 命じました。彼らは皆、 自らの技を控えめに 語るでしょうが、 それぞれが 己の領域の達人であり、 私の語り部としての務めを 継ぐに値する者たちです。ここカーンホールドにいる コリン、 タルギル、 ウィトラに話しなさい。 彼らは自らの役目を 詳しく語ってくれるでしょう。このような未踏の 儀式においては、 何一つ偶然に 任せるわけにはいきません。
彼らと話してくる。
ありがとう。あなたが正しく、 必要なことを為すことを、 私は露ほども 疑っていませんでした。{^n}{^n}私の民のためだけでなく、 ケアンすべてのために、 お願いします。
さらばだ。
なぜその儀式は 以前に行われなかった？
大戦、 そしてクトーンの 声の召喚の後、 カーンは 大きく衰えました。もはやベロナスを 抑え込むだけの武勇も、 遠き地へ果敢に踏み込み、 今私が 必要としている素材を 探し出す力も 失われているのです。儀式を行う手段は、 すべて今の私たちの手には 届かぬものでした。{^n}{^n}喩えて言うなら、 我々は己が故郷に 囚われる 身となっていたのです。もう何世紀もの間、 谷の領域の外へ 出たカーンはいません。{^n}{^n}しかし、 あなたの手は、 そンなものに 縛られていません。あなたなら、 かつての敵との間にすら 扉を開き、 忘れられた地へ 踏み込めるでしょう。
あなたの弟子たちと 話してくる。
この話はまた後でしよう。
少し待ってくれ。 この続きは後で。
すまない、 すぐ戻る。
この騒ぎの中で、 この老いた マグウィンのために 時間を 取ってくれるのですか？{^n}{^n}優しい方ですね、 下界の者よ。
いくつか 質問してもいいか？
ああ、 学びを求める弟子のよう！{^n}{^n}喜んで答えましょう。
語り部として、 あなたは 何をしているんだ？
カーンの歴史を 守ることが、 私の役目です。私は私たちの物語を集め、 未来の世代が 過去の 教訓を忘れぬようにしています。{^n}{^n}古のルーンを読み、 その印を解釈する術も 学びました。 あなた方の尋問官たちが 用いるものと よく似ています。{^n}{^n}結果として私は、 カーンの魔術と儀式を 収めた生きた 保管庫のような ものになったのです。
我々の遺物について 知っているのか？
ええ、 もちろん。 すべてではないにせよ、 現代においても 力を残している ルーンの多くは、 古の言葉に その根を持っています。{^n}{^n}ルミナリは ルーンを大まかには 理解しており、 それは ほどほどの 成果を上げるには 十分ですが、 しかし破壊の力以外にある 微妙な意味は 見落とされがちです。{^n}{^n}古代の文献は、 失われた可能性に 満ちた驚異の 世界なのですよ。

それで全部だ。ありがとう。
差し支えなければ、 もう一つ質問がある。
それで全部だ。ありがとう。
ベロナスとは いったい何だ？
大いなる獣にして カーンの守護者―。 最初の人間が 谷へ入った時には すでにここにいました。それは 揺籃の日々の我々を導き、 カーンに、 アスターカーンと調和して 生きる術を 教えてくれました。{^n}{^n}しかし、 我らの民の一部が 自然に背き、 深き闇の偽りの約束を 受け入れた時、 その長き命は、 悲劇的にも 失われかけたのです。その血塗られた 戦の日々でさえ、 私たちの守護者はそばに 立っていてくれました。{^n}{^n}虚無の侵攻が洪水のように 押し寄せる中、 ベロナスは 私たちに代わって 無数の傷に耐えたのです。しかし当時、 私たちには わかっていませんでした。 その傷の一つ一つが 感染のようなものであり、 それは やがて半神の力を奪い、 意志を弱らせ、 ついには 死せる神の血が代償を 払わせる ことになったのです。ベロナスは 守護者から破壊者へと 変わり果ててしまいました。{^n}{^n}大いなる獣を縛るには、 カーンに 残された力のすべてが 必要でした。 そうするしかなかった。 私たちには それを終わらせる覚悟も、 それを癒やす 手段もなかったのです。{^n}{^n}かの守護者の辿った運命こそ、 我々の犯した 最大の過ちです。
差し支えなければ、 もう一つ質問がある。
それで全部だ。ありがとう。
大族長について 何か教えてくれ。
大族長イグラは 十を超える冬の間、 私たちの民に 仕えてきました。私の目から見れば、 まだ仔狼のようなものとも 言えます。 ですが、 彼女の寛容さと 猛々しい眼差しの矛盾を、 弱さと見誤るなら 愚かです。彼女は機知に鋭く、 戦いにおいては 容赦がありません。{^n}{^n}その祖先たちと同じく、 彼女の身中には モグドロゲンの血が 流れているのです。彼女ほどに 白き狼の篤い 忠誠を得た者は、 未だかつてほとんどいません。彼は常に 彼女のそばにいます。狩りで父が マンモスの角に貫かれ、 彼女が立ち上がり 大族長の外套を 手にしても、 誰も 驚きはしませんでした。{^n}{^n}彼女の治世と裁定が、 長く、 神々と星々の知恵に 導かれますように。

差し支えなければ、 もう一つ質問がある。
それで全部だ。ありがとう。
族長のそばにいる 巨大な狼は何だ？
彼は モグドロゲンの 愛息である狼、 私たちの大族長に常に 付き従う獰猛な伴侶です。{^n}{^n}私たちに悪意を 抱いていないのであれば、 その牙を 恐れる必要はありません。
差し支えなければ、 もう一つ質問がある。
それで全部だ。ありがとう。
なぜこれまでカーンに 会ったことがなかったんだ？
エルーランとの戦の後、 私たちは 始まりの地へと 退きました。そこで傷をいたわり、 再建を図ったのです。{^n}{^n}エルーランが なお隆盛にある中、 とうに忘れられたような争いに 再び火をつける 価値はないと 考えた我々は谷を封じ、 アスターカーンに 身を隔てたのです。やがて、 エルーランの首都、 尊大なる帝国宮廷は、 私たちの存在を忘れました。{^n}{^n}そして私たちの方も、 谷の内で問題を 抱えていなかった わけではありません。部族は散り散りとなり、 ブラッドバウンドは ついに討ち滅ぼされる ことはありませんでした。私たちは エルーランの剣によって 牙を砕かれたのです。そのような傷を 癒やせるのは、 時だけでした。
差し支えなければ、 もう一つ質問がある。
それで全部だ。ありがとう。
大いなる殲滅者について 何か教えてくれ。
大いなる殲滅者には 多くの名がありますが、 クトーン、 創造の下に 棲む者と言えば、 この世界に 知らぬ者はないでしょう。{^n}{^n}彼は あらゆるものの父であり、 私たち定命の者が 生きられるよう、 その子らによって 引き裂かれた存在です。私たちの血は 彼の血であり、 私たちが切られるたびに 彼は その痛みを受けるのです。古き神として、 彼は真の意味においては 死ぬことはできません。 けれど、 今の彼は 虚無の深みにあって 生きているわけでもない。 悲劇的な、 恐るべき運命です。{^n}{^n}死の際にあり続ける神が 望んでいるのは、 己のものを 取り戻すことだけ―。しかし、 それは私たちの破滅を 意味します。血のすべてを クトーンへ返せば、 それによって 真の均衡が実現できると 愚かにも 信じる者もいますが、 彼らは誤っています。{^n}{^n}かつてのクトーンが たとえ慈悲深かったとしても、 幾千年にもわたり 無数の定命の者の生と 死に苛まれてきた存在に、 慈悲の火花が 残っているとは 思えません。そのような存在の帰還を 望むのは 愚行でしかないでしょう。
差し支えなければ、 もう一つ質問がある。
それで全部だ。ありがとう。
いや、 やはりいい。
また後で話そう。
ああ、 ルーンはやはり真実を 語っていました。{^n}{^n}遠き星が 運命の織物の上を渡り、 最も暗き時に 到来したのですね。
大族長に会いに来た。
ええ、 あなたは我々の族長と 話すべきです。{^n}{^n}彼女は若い肩に 多くを背負い、 その責務の重みを人と 分かち合うことを 頑なに拒んでいます。{^n}{^n}ああ、 私も再び若くあれたなら...
できることをしてみよう。
助けになれるかは 分からない。
うん... 何だって？
ああ、 この干からびた 老婆のことなど 気にする 必要はありません。{^n}{^n}*マグウィンが微笑む*{^n}{^n}旅を続けなさい、 下界の者よ。
大族長に会いに来た。

さらば、 ということか？
もう... 行かないと。
さらばだ。
