これを見て、初期設定でミスをしていたことに気が付きました。
先日、使おうと起動したとき最初に Setting 窓が開いたのですが、そんなことは初めてだったので慌てて ArchiveToolGUI.exe 自身を指定してしまっていたのです。泡食っている上にこのアプリが公式の ArchiveTool.exe と紛らわしい名前なので気づきませんでした。
それで、改めて Tools タブから公式の Steam\steampaas\common\Grim Dawn\ArchiveTool.exe を指定し直したら今まで通り動くようになって一安心です。そういうわけで、公式の exe や dll を GUI フォルダにコピーすることもなく、設定のパス指定を正しくするだけで以前と同じように使えるようになりました。
一方、公式 archivetool.exe のほうの特殊な記述をバッチにしてクリックしたところ、こちらも正常に解凍できました。従来の書式だと空ファイルしかできず困惑してたので助かります。
なぜ急にこんなことになったのかは皆目分かりませんが、ともかく情報をありがとうございました。
ところで、Shirasumiさんの環境で可能か判りませんがもう一つ、最初期に登場した解凍ツール grimarc を使う方法があります。
実を言うと、私はこれをGDに入れっぱなしにしておいて、今もGD更新時はこれで翻訳に必要なファイル (Conversation, Quests, Text_En) を解凍して差分を比較しているのです。もっとも、これも動かない人がいるらしく鉄板とは言えないので、ダメ元の話程度に見てください。(私の環境では問題なく動きます)
grimextract.zip : これに arz と arc の解凍exeが一つずつ入ってます
使い方は簡単で、自分の場合は GDの resources フォルダに grimarc.exe をコピーして入れてます。これは解凍機能しかないスタンドアローンのプログラムなので、公式の exe, dll は必要なく、GDと無関係の独立フォルダを作って単独で使用することも可能です。
GUIアプリではないので exe をクリックして起動するわけではありませんが、かといってコマンドを使うのでもなく、解凍したい arc をそこに直接ドラッグ&ドロップするのです。そうするとコマンドプロンプトが開いて解凍作業が示されたあと extracted というフォルダが生成されて、その中にファイル構造を保って解凍されます。それで、私の Grim Dawn\resources フォルダにはずらりと extracted 10xx フォルダが並んでいます。